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zoom RSS インパクト投資:リターン以上のものを求めて

<<   作成日時 : 2010/05/06 19:23   >>

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New York Timesの記事より。With Impact Investing, a Focus on More Than Returns
インパクト投資という言葉が一般化、定着しつつある様子。たしかに以前より、特に米国では「SRI(社会的責任投資)」はある種の社会運動的色彩を持つ言葉であり、メインストリームではどちらかというと好ましからざるもの的な認識をもたれていたことは知っていました。
「SRIはネガティブ・スクリーン(好ましくない企業や業界を投資対象から外す)」という用語法も定着しつつあるのでしょうか。ヨーロッパ系等では、必ずしもそういうものではなかったのですが(昔のエティベル等)、それもまた「メインストリーム化」に伴う変化なのかもしれません。
Social Returnという言い方も、メインストリームでは違和感を覚える人が多い様子のため(野村証券が関わった研究プロジェクトの際に体験)、「インパクト」なのでしょう。「リターン」をファイナンシャルなもののみとする。しかし、そもそもの交換の経済学的定義を考えるならば、それが適確といえるかどうかは議論の分かれるところではないかと(そもそも交換と効用、貨幣の関係が必ずしも厳密に論じられているようには思えないし(それらが論じられたころは、「情報」にかかる論点がまだ明らかでなかったからか))。
書きたかったのは実は以上のあたりなのですが、記事についてもきちんとみておきましょう。
高いリターンを伴いつつ社会的に好ましい事業に投資したいという要請から、インパクト投資が相当に成長を続けているらしいと。ふむふむ。とはいえ投資にかかる基本的な情報の不足ゆえそのスピードがゆっくりしたものとなっていると。ふむ。その指摘は妥当と思います。「インパクト」と一絡げにしてしまっていることも、その原因の一つである気がしますが(もちろん、ここはsocial returnでもダメですが)。
しかし、語られている「インパクト投資ファンド」を考える際には、ファンドのexitについてもっとしっかり論じる必要があるように思います。それを考えない資金が流れ込んでいるのであれば、それは投機ですらなくブームとしか言いようがないとも。

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